H-BXは、「PEC工法」で使用される塗材で、様々な優れた特徴を持っています。コンクリート構造物の表面から内部まで、美しく自然に修整いたします。
H-BXの一般名称は、「変性アクリル樹脂エマルジョン系防塵塗材」です。H-BXの材料は、変性アクリル樹脂エマルジョンとシリカ粉体です。必要に応じて7号珪砂が粗面材として配合されます。
主に防塵塗材、路面補修材として使用され、刷毛やローラー、吹付けによる施工が可能です。PEC工法において重ね塗りも可能なので、部分補修にも最適です。下地や生地の調整に用いられ、打放しコンクリートを美しく仕上げます。
美装性を維持できる
H-BXは、耐摩耗性・耐久性・耐候性に優れています。また、接着力が強く、コンクリートの躯体とも一体化します。衝撃に強く、ハンマーショックによる剥離が起きにくいのも特徴の一つです。ひび割れや亀裂が生じにくいため、美装性を長時間維持できます。
劣化を防ぐことができる
耐薬品性・耐水性の高さも、H-BXは備えております。そのため、コンクリートの劣化につながる、錆や中性化を防ぐ効果が期待できます。H-BXは重ね塗りができるので、よく劣化する部分のみの補修も可能です。
環境にも人にも優しい
H-BXはPH12のアルカリ性塗材です。水性塗材で悪臭や毒性もないため、安全な作業環境で施工できます。さらに、JIS A 1321の表面試験で難燃試験1級に合格しており、難燃性が優れているので、運搬や保管の際も安全です。
スーパーGXは、ハクビの高いセラミック技術から生まれた、セラミックとポリマーの混合高強度材です。
様々なコンクリート構造物の補修・補強に活躍しております。
ハクビのPEC工法は、「スーパーGX」を用いて修繕・補強が行われています。「スーパーGX」は、ホワイトセメント、セラミック(骨材)およびアクリル樹脂エマルジョンから成るポリマーセメントモルタルです。
刷毛や吹付け、コテ塗りなどで施工できます。リサイクルに貢献できる素材であり、また、帯電性や耐摩耗性に優れているため、幅広い場面で活躍しております。
強い接着力による
3つの強度
スーパーGXは、セラミックの効果により、緻密なセメントモルタルを形成して既存コンクリートと緊密に付着一体化するため、“高付着強度”“高圧縮強度”“高曲げ強度”を誇ります。この3つの強度が、優れたコンクリートの補修・補強機能を発揮します。
様々なコンクリート
構造物に使用可能
多数の優れた特性を持つスーパーGXは、コンクリート構造物に幅広く使用できます。例えば、防滑性と耐摩耗性を有しているので、自動車の道路に最適です。帯電性がないため、半導体工場の床やガソリンスタンドの床にも適用できます。
環境保護にも
貢献できる
スーパーGXは、骨材として廃ガラスや陶器、石炭灰、溶融スラグ、建築廃材を最大80%まで混入することが可能です。リサイクルした骨材を使用することは、山砂利や川砂利など残り少ない貴重な天然資源を使用しないため、環境保全にも役立てることができます。
Sクリートガードは、コンクリートやタイル面を高い耐久性と防水力で保護する撥水材です。その特性から、構造物の寿命を延ばす効果が期待できます。
Sクリートガードは、ナノ粒子のシラン・シロキサンを主成分とした、高機能な撥水材です。塗布後、コンクリートやモルタルにすばやく浸透して、表層に撥水層を形成します。
同時に、内部にも深く浸透して空隙を充填し、緻密な吸水防止層を作ります。耐候性や耐久性にも優れており、長時間にわたって塗布面を保護します。
高い撥水力で美装性を
保つ
Sクリートガードの特徴の一つは、優れた撥水力です。その撥水力で、高い防カビ効果を発揮することが可能です。さらに、構造物の強度低下にもつながりかねないエフロも防止できます。もし、すでにエフロが発生していても、塗布すれば再発を防げます。
劣化の原因を未然に
防げる
塩害や中性化、錆などは、コンクリート構造物が劣化する主な原因です。Sクリートガードを塗布すれば、コンクリートの内部に深く浸透することで劣化原因物質の侵入を阻止することができます。水や塵埃、二酸化炭素、塩化物イオンの侵入も防止可能です。
厳しい条件でも
効果を発揮
Sクリートガードは、氷点下20℃までの温度環境でも施工可能です。凍結融解や融雪剤など、コンクリートにとって厳しい環境でも優れた効果を発揮いたします。実際に、当社のSクリートガードは、北海道における極寒の季節でも高い効果を示しています。